『お姉さまのモンブラン』あれこれ
愚民教育人のため、愚民教育明日のため~。
結局の所は皆愚民。愚民じゃないのは支配者だけなのだー。そして、ワシも愚民だ文句あるかーこんちくしょーなんて妄言を繰り広げる日曜日。皆さまいかがお過ごしでしょうか。私はエアコンを封印したおかげで死にそうです(ただ今室内気温36度)。無茶な誓いはやめておくのが無難です。まぁ、今更エアコンを動かそうなんて思わないけどなっ。
# 無駄に意固地、それがThrushクオリティ
閑話休題。
むげんれんさC72新刊、おとボクSS集『お姉さまのモンブラン』がようやく刷り上がりました。今回は殆ど外野と云って良い立ち位置だった私ですが、入稿間近のあれやこれやの大騒動を思い出すと、よくぞモノになったものだと心底思います。
振り返ってみると、コミケの当選通知が届いた瞬間から前途多難でした。
『先生っ! 表紙の絵を描く人が居ませんっ!』
そりゃもう、はくほーさんと一緒に頭抱えましたよ。「おーい、どうするんじゃい、ワレ」「(前回アラモードの表紙を描いて頂いた)内田ほろうさんは忙しそうだし、(前々回ミルフィーユで表紙を描いていただいた)TKさんと、(アラモードの挿絵を描いて頂いた)フジイさんもコミケ当選したって云っているし、(同じくアラモードの挿絵を描いて頂いた)結城さんも忙しそうだなぁ……。(ミルフィーユの登場人物一覧、アラモード内の漫画を描いて頂いた頂いた)家名さんなんて、コミケで総集編出すそうだし……「硝子と~」の挿絵もお願いしているし……これ以上のわがままは……」
なんて紆余曲折色々あったんですが、結局 LooserDoGのフジイさんにお願い出来ることになりました。、お忙しいところご無理を云って申し訳ございません m(_ _)m 猛烈に感謝しております。いや、ホント。泣きそうなくらいに。
他にも色々ありました。
『先生っ! 原稿書く人もいませんっ!』
困ったことに、SS本なのに中身を書く人が居なかったのです。私は硝子と~を書くので手一杯だったしね。……けど、おとボクまとめサイトのチャットで募ったらさっくりと集まりました。みんな最高だよっ。
でもでもOK。ここまでは予定通り(本当に)。
『○○○さんの原稿がおちましたっ!』
……OK。×××さんの原稿を代わりに入れましょう。
『校正が終わらないので、締め切り間に合いませんっ!』
……OK。早期入稿割引が効かなくなるけど、ぎりぎりまで伸ばしましょう。
なーんて感じでスリルたっぷり過ぎる過程を経てようやく完成、入稿にこぎ着けました。正直胃が痛くなったさ。ワシはともかく、主宰のはくほーさんの心労たるや如何ばかりや。次回はちゃんとしましょうね >関係者ALL&おいら
---------註:如何にも大変そうですが、 -----------
--------- Thrushは此処まで何もしていません -----------
さて、紹介文を書こうと思ったんですけど、やめ。だって、だらだら『この作品の此処が素晴らしい』なんて書き連ねてもつまらんもん。というわけで、別方向から。
えっと私、Thrushですが、おとボクのSS書き始めて早(はや)というかもう2年半経ちます。狭い世界ではありますが、それでも『おとボクのSSなら誰にも負けたくないっ!』と思いながら書いてきましたさ。もちろん私程度がそんな事を思うのは傲慢で、思い上がりも甚だしいのですけれども、そのくらいの気持ちで書かないと、読んでくれる人に失礼だろうと、そう思うわけです。
でも『壁』ってのはあるもので、この人にはどうやってもかなわない、無理無理……と思ってしまう事もありました。
アリのはい出る隙間もない緻密な構成を、きっちりと文章へと落とし込む人。
突拍子もないネタをあり得ない方向に展開させていて、滅茶苦茶に見えるのに、実はしっかりと計算され尽くしている文章を書く人。
すげーなー。真似できないよなぁ……と。自分も何時かこんな文章を書きたい……。そんな風に考えたりもしたのです。
ここまでが前振り。
なんかよく分からないうちに(笑)、そんな憧れの人たちと接点が出来てしまいまして(殆どおとボクまとめサイトチャットですが)、いつの間にか当むげんれんさの本に原稿を書いて頂けることになってしまって、あれよあれよという間にアラモードが出来、桜餅が出来、そしてモンブランが出来てしまったのですっ。
# 上のどれが誰なのかは秘密。だって恥ずかしいモン。
さらに新進気鋭の方々や、おとボク同人界では知らぬ人が居ない(この表現はどっかでつかった)絵描きさん達含め、様々な方のご協力で出来上がったのですから、この本が面白くないわけがない(二重否定かっこわるい)。
続きはまた明日。 ねむいんじゃよ……。
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