とらドラ！……じゃなくて、おとボクコミック２巻

おとボクコミック２巻の感想。

いんや、良かった良かった。やっぱり尺が足りない様な気はするけど、その限られた尺の中で原作にあるエピソードを取捨選択し、オリジナルのエピソードを交え、まりやと貴子の視点を中心として、瑞穂との関係を描いていく手法が実に巧い。ヒロイン全員分の話を押し込めば絶対無理がでるし、あれもこれもと欲張ったところで、良い結果にはならなかったでしょう。賢明だと思います。結果、コミック版はコミック版なりの展開とまとめかたで、アニメやゲーム版とはまた違った魅力が生まれました。

まりやと貴子の心の動き、瑞穂ちんの葛藤を、あらきかなおせんせいの可愛らしい絵柄に載せて、一冊にぎゅぎゅぎゅっと濃縮した感じ。わっかるかなぁ？　わかんねえかなぁ？　わかんねえなら、読むしかないよ？　

細かいところはネタバレになっちゃうから、あんまりここには書けないのがもどかしい。いや、ネタバレしてもいいんだけどさ。せっかくの良作、ネタバレなしで呼んで欲しいじゃない？

というところで、あらきかなお先生,お疲れ様でした。
次作も期待しています m(_ _)m